システムデバイスロードマップ産学連携委員会(SDRJ)を公益社団法人 応用物理学会 産学連携委員会内に設置しました。
システムデバイスロードマップ産学連携委員会(SDRJ)のミッションは、国際議論を介し、人間/機械系のシームレスな新共生社会を切り開く、半導体デバイスとコンピュータアーキクチャとのハーモニックイノベーションのトレンドと、その産業化ロードマップ(2016-2030 年) を考えることにあります。
特に、スマート社会インフラに対応したポストノイマン型コンピュータアーキテクチャおよびポストムーア型半導体デバイス(縦構造FETや新材料BEOL不揮発メモリ/スイッチ)などの導入を想定し、①情報処理コンピュータアーキテクチャ(ソフトウエア)、②それを構成する半導体デバイス/プロセス技術、③さらに、半導体材料・製造技術、に関するロードマップを横断的に議論してゆきます。
システムデバイスロードマップ産学連携委員会(SDRJ)は、世界各極に存在するロードマップ組織の国内ハブ機能としての組織を目指しますが、まず現時点で最も国際組織化が進展しているIEEE International Roadmap for Devices and Systems (IRDS: http://irds.ieee.org/)に対応した日本国内ロードマップを議論してゆきます。
システムデバイスロードマップ産学連携委員会(SDRJ)の委員は、自らの得意分野の殻にとどまることなく、専門外の新領域の技術潮流にも目を光らせ、2030年の真のあるべき社会の姿を描くべく、関係者の皆様と共に果敢に挑戦してまいります。皆様のご支援、ご指導をいだきますよう、お願い申し上げます。
2017年4月
公益社団法人 応用物理学会
産学連携委員会
システムデバイスロードマップ産学連携委員会
委員長 林 喜宏
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